長門「……漏らしてしまった」キョン「……えっ?」

59pt   2018-11-08 15:00
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1: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/10/20(木) 21:00:04.579 ID:thfhmhsz0.net
10月も下旬に差し掛かった、ある日のこと。

月末に古代ケルド人主催の収穫祭を控え、なにやらそわそわし始めた団長の命令によって、得体の知れない作業を強制させられた俺は、安息の地を求めて、学校帰りに長門の家にお邪魔させて貰っていた。

ペラペラと本を読み進める長門の向かいに座り、俺は半ば放心状態で1日の疲れを癒す。

長門の家は、落ち着く。
殺風景と表現するに相応しい、何もない室内。
こちらから訪ねたことには反応するが、自らは何も発しない家主。
その癖、湯呑みのお茶が減っていたり、冷めていたりすると、次々と新しいお茶を注いでくれるのだから、長門のことをよく知らない者はさぞ居心地が悪かろう。

しかし、俺は違う。
長門という少女のことを、知り尽くしていると言っても過言ではない俺には、その殺風景さも、無言も、全く苦にならない。
さすがに立て続けに飲ませられる大量のお茶には辟易としていたが、そんなことは瑣末な問題だ。

だが……静寂を切り開くように放たれた先ほどの一言は、瑣末な問題と割り切れるものではなかった。

キョン「……すまん、長門。もう一度言ってくれ。どうしたって?」

長門「……漏らしてしまった」



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